看護部について

看護部

ツカザキ記念病院では、看護部についても書かれていました。

看護師の皆様には本当にお世話になりました。

外来部について


外来部門は、地域に密着した親しみやすい診療を行っていました。また、一般外来(内科・脳神経内科)の他に、専門外来(糖尿病・腎臓・睡眠時無呼吸)を提供し、内視鏡検査や糖尿病療養指導、フットケア外来など、幅広い業務に携わっていました。目まぐるしく変動する医療環境の中で、より良い医療や看護サービスを提供するため、常勤看護師、パート看護師、ドクターズクラーク、看護助手の計25名のスタッフがチームを組んでいました。子育て中のスタッフが多い「お母さん看護師」と言われる中、お互いに理解し合い、仕事と家庭を両立できるようなチームワークを育んでいました。また、より質の高い外来看護を目指し、常勤・パート問わず自己研鑽に励んでいました。院内ラダー認定や糖尿病療養指導士、内視鏡技師、日本救急医学会認定ICLS・BLSコースインストラクター、感染制御実践看護師、認知症ケア専門士などの資格を取得するなど、努力を惜しまないスタッフでした。「外来は病院の顔」と言われるにふさわしいスタッフを育成し、常に患者さんを温かく迎え、日々、患者さんが安心して医療を受けられるように知識・技術の向上に努め、チームでの看護実践に努力されていました。
外来BLS講習 病棟会 職場環境改善対策ストロークシャワー

回復期リハビリテーション病棟


回復期リハビリテーション病棟は、脳血管疾患や大腿骨頸部骨折等の急性期治療を終えた患者さまに対し、寝たきり防止と家庭復帰を目的として、日常生活動作能力の向上を中心とするリハビリテーションを集中的に行っていた病棟でした。医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、医療相談員、ケアワーカー等がチームとなり、患者さま一人ひとりのゴールに向けた退院後の生活や環境に合わせた機能獲得のために専門的な訓練を行っていました。リハビリにはご家族の励ましと協力も大切であり、リハビリの様子を見に来ていただき、患者さまのサポートをお願いしていました。

  1. 患者さまの一日のスケジュールを作成し、訓練でできるようになったことを病棟での生活に取り入れていました。
  2. 日常生活動作表を作成し、リハビリの進み方が分かりやすいように工夫していました。
  3. スタッフ間で話し合いの場を設け、定期的に目標を見直していました。
  4. 担当看護師が、入院から退院までを受け持ち、家庭復帰に向けての指導を行っていました。

一般病棟


一般病棟は脳神経内科主体の内科系病棟でございました。地域社会の変動や医療の進歩に伴い、看護および個々のニーズに応じた看護を提供できるよう、教育や病棟の活性化に力を入れてまいりました。スタッフ一同、明るく・楽しく・元気よくをモットーに、日々努力を重ね、患者さまから学んだことをお返しできるように努めてまいりました。

地域包括ケア病棟


『地域包括ケア病棟』とは、平成26年度の診療報酬改定に伴い新設され、在宅や生活復帰を支援する役割を担っていた病棟でございます。通常、急性期治療後に退院するには不安が残る中、自宅での療養が必要とされる患者様にとって、地域包括ケア病棟は、病状が安定し、リハビリを経て以前のように自分の事ができるようになるまで、患者様の不安を解消できるようにケアする病棟でございました。
地域包括ケア病棟では、医師・看護師・専従のリハビリスタッフ・医療相談員等がチームを組み、協力して効率的に患者様のリハビリテーションや在宅復帰に向けた支援を行い、自宅等への退院準備をしっかり整え、安心して退院していただけるようお手伝いをすることを目標としておりました。